カルカッタ カーリー寺院 フーグリ川

ジャイプール アマンバーグへの道 2007年新年パーティ

ニューデリー アブ・キ・パサンド コンノートプレース 旧市街

インド・ニューデリーからアマンバグまでの行程を紹介します。
交通手段としては、次の3種類あります。
なお、電車と飛行機は正確な情報ではないかもしれません。

自動車 片道250ドル。6時間。
電車 1日1本、5時間程度。最寄駅からの所要時間は不明。
飛行機 1日4本程度。ジャイプール空港から車で2時間。

電車は1日に1本しかなく、遅延や運休が頻繁で、衛生面やテロも不安です。
それに、最寄駅からアマンバグまで車で何時間かかるか不明です。
飛行機も遅延や運休が頻繁で、ジャイプール空港から車で2時間ならば、
結局、ニューデリーから5〜6時間かかります。
最も時間が確実で、乗り換えの必要のない自動車を選びました。

午前9時にシェラトンホテルを出発。
ジャイプール行きの片道4車線の有料道路のため快適です。
途中、工事中のため渋滞が若干ありました。


1時間ほど走り、料金ゲートを越えます。
乗用車、ジープ、バンタイプで55ルピーでした。
その後は片道2車線です。


驚きましたが、この道路は交通事故が多発しています。
下写真は、トラックと乗用車の追突で、大渋滞を引き起こしています。
路肩には、放置されたままの転倒したトラックやバス、大破・炎上した乗用車が何台もありました。
原因は、下のような異なったスピードの車両が同じ道路を走っているためだと思います。

外国製の乗用車 時速120キロで飛ばします。
インド製の乗用車 何とか80キロで走れるかどうか。
インド製のバス・トラック 50〜60キロくらい。
トラクター 20キロ程度か。
ラクダや牛の荷車(!) 数キロか。


日本でしたら、遅い車は走行車線に移り、追い越し車線をあけますが、
インドでは譲らない運転手が多いです。
早い車は、車線を右へ左へ変更し、クラクションを鳴らしながら、
まるでレースのように追い抜いていきます。
生きた心地が無く、事故のないことだけを祈っていました。

10時30分に最初の休憩を取りました。
名前を忘れましたが、レストラン、土産物店が入っている施設です。
入口では父親のインド伝統楽器の演奏にあわせて、男の子が踊っていて、
その健気な様子に、いくらかチップを渡しました。


いくつかの小さな町を通り過ぎます。


12時30分、道路沿いの「KING HOTEL」のレストランで昼食です。
ホテルといっても、モーテルのような雰囲気。
レストランは屋内と中庭にテーブルがありますが、
屋内は埃っぽくカビ臭かったので、中庭でとりました。
中庭のテーブルの上も、前の客の食べ残しだらけで、足元もゴミだらけ。
自分でテーブルの上をティッシュで拭きました。


料理は、インドカレーセット1人分、タンドリーキチン半羽、焼き飯1人分、
コーラ2本、ミネラルウォーターを注文し、全部で約500ルピー。
タンドリーキチンは生焼け状態で、少し食べて生肉のようで不安だったので、残しました。
焼き飯は何と表現したらよいかわからない、不思議なインド風で全く口に合いません。
結局、インドカレーセットとナンを少し食べただけでした。


帰路の昼食は「SHAKUNT RESORT」というホテルのレストランで昼食をとりました。
入口には観光客用のらくだが客待ちしています。


レストラン内は写真では綺麗に見えますが、テーブルの上はけっこう汚れています。
ティッシュに水をつけて、自分で拭きました。
焼き飯、チーズとマッシュルームのカレー、ナン、オニオングラタンスープ、コーラ2本を注文。
全部で470ルピーでした。
中写真のオニオングラタンスープはケチャップいっぱいのスープのようで不思議な味。
焼き飯は、「SHAKUNT RESORT」の方がまだ食べれました。
ただ、注文してから、出て来るまでが遅すぎで、帰ろうかと思ったくらいです。


昼食後、しばらく走ると、サルの群れが集まっています。
運転手が近くの市場でバナナを買い、窓から群れに放り投げていました。
サルを近くで撮れるよう、気を遣ってくれたようです。



午後1時30分ごろに幹線道路を離れ、山道を進みます。
徐々に、路面の状態が悪くなりました。


途中、いくつかの小さな集落を通り過ぎます。


野良牛が道路を悠然と歩いていました。



さらに進むと、アスファルト舗装も所々切れて、人通りもめっきり少なくなります。


ついに、車1台通れるぐらいの小道になり、山羊の放牧や、ラクダが多くなりました。
ここまで来ると、ほとんど自動車を見かけません。


建物の間の路地のような道が続きます。


午後3時過ぎ、ラクダに乗った観光客を見かけました。
その数分後、やっとアマンバーグの正門に到着です。
とても疲れた移動でした。