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2009年8月、ウィーンのコンサート。
国立オペラ座でのフォーマルなものから、観光客向けの気軽なものまで多種あります。
フォーマルな催しでは、正式な服装を持っていくのも大変ですし、オペラやバレエも少し苦手。
そこで、観光客向けのお手軽コンサートの中から、「サウンド・オブ・ウィーン」を選びました。
主にヨハン・シュトラウスとモーツアルトの作品が演奏されます。

会場は市立公園内にある、クーアサロン
地下鉄の市立公園(Stadtpark)駅下車。インターコンチネンタルホテルの反対側へ進みます。

徒歩すぐのところが入口です。

建物は1867年にイタリア・ルネッサンス様式で建築され、近年改修されたとのこと。

建物内の窓口で今日のチケットを受け取ります。
コンサートは午後8時15分の開演ですが、ディナーがセットになったパックもあり、公式HPから予約可能。
ディナーの時間はコンサート前(午後6時〜)か、終了後(午後10時〜)のいずれか。
料金(1人)はディナーが2種類、コンサートの席が4種類の組み合わせ。
VIP席には、休憩時のスパークリングワイン、ヨハン・シュトラウスCD、パンフレット付き。

3コースディナーの場合。
VIP席117ユーロ、A席83ユーロ、B席75ユーロ、C席66ユーロ

4コースディナーの場合。
VIP席123ユーロ、A席88ユーロ、B席80ユーロ、C席71ユーロ

コンサートだけなら、
VIP席90ユーロ、A席56ユーロ、B席48ユーロ、C席39ユーロ

私たちは、 4コースディナーA席88ユーロ(1人)を日本から2か月前に予約しました。

ディナーはコンサートの前にいただきました。
屋内席とテラス席があります。

スターターはカルパッチョで、ビーフ(左)かメカジキ(右)の2種類からの選択。
3コースディナーには含まれていません。

スープは、コンソメ(左)かトマトクリームスープ(右)の2種類からの選択。

メインは、サーモン(左)か仔牛肉のロースト(右)の2種類からの選択。

デザートは、パンナコッタかストロベリータルトの2種類からの選択。
2人ともパンナコッタを選び、ストロベリータルトの写真はありません。

飲み物は別料金で、ミネラルウォーター750mlが5.2ユーロ、コーヒーが1人3.2ユーロ。
参考に、グラスワインが4.2ユーロ、ボトルで28〜40ユーロぐらいでした。

コンサートは午後8時15分の開始ですが、指定席ではないので早めに席を確保。
会場整理係のスタッフが行列の順番に席へ案内します。

VIP席は最前列〜3列目ぐらいまで。
A席はステージの左右と正面4列目ぐらいから。
B席、C席はA席の後ろですが、境界はわかりません。
会場は550人収容で、満席状態です。

国立オペラ座のようにタキシードやドレスを着ている人も中にはいましたが、ここでは完全に浮いてました。
短パン、サンダル履きは流石に見かけませんでしたが、皆、普通の服装です。
パンフレットは1部5ユーロで販売されていました。

主な演奏曲名

Tritsch-Tratsch, Polka op. 214(Johann Strauss)
Voices of Spring, Waltz op. 410, ballet(Johann Strauss)

Wine, Women and Sond, Waltz op. 333(Johann Strauss)
Rondo alla turca from the Piano Sonata in A major, K.V. 331(Mozart)
Egyptian March, op. 335(Johann Strauss)
Rondo all´ ongarese from the piano trio G-major, Hob. XV/25 “Zigeunertrio” (Joseph Haydn)
Champagne-galop, op. 14. ballet(Lumbye)

休憩


Overture to the Operetta “The Bat”(Johann Strauss)
Duet Papageno-Papagena from “The Magic Flute”(Mozart)
Serenade, op. 3/5 (Joseph Haydn)
A Little Night Music, K.V. 525(Mozart)
Clear the Track! op. 45(Eduard Strauss)
On the Beautiful Blue Danube, Waltz op. 314, ballet(Johann Strauss)

会場は若干蒸し暑く、休憩時間になると売店の飲み物が飛ぶように売れてました。
温度設定は主催者側の思惑もあるかも。
スパークリングウォーター3.5ユーロを注文。
その他、スパークリングワイン4.5ユーロ、ジュース4.0ユーロなど。
お土産のグッズも販売していました。

楽団のレベルはよくわかりませんが、一度は耳にしたことのある有名な曲ばかり。
NHKの名曲アルバムのように、数分間にコンパクトにまとめてあり、退屈することなし。
普段着で気軽にクラシック音楽を鑑賞するにはいいかも。

終演は午後9時50分ごろ。
建物はライトアップされ、駐車場には何台もの大型バス。


公式ホームページ
Sound of Vienna   Kursalon   Johann Restaurant